地域医療共育推進室 About
多地域の特色ある医療を共に育む
地域医療課題に特化した医療人材育成プログラムを企画・実施し、地域特有の教育内容を提供。実践的な経験を重視し、他大学との連携を強化して先駆的医師を育成します。
教授挨拶
鳥取大学医学部地域医療共育推進室のホームページにお越し頂きましてありがとうございます。2023年4月1日付で鳥取大学医学部地域医療共育推進室 教授・室長に就任致しました中野俊也と申します。
鳥取大学医学部地域医療共育推進室は文部科学省 ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ『多地域共創型』医学教育拠点の構築」(山里海医学共育プロジェクト)の鳥取大学オフィスです。本プロジェクトでは岡山、鳥取、島根、香川の4大学が連携し、各大学がそれぞれの強みと地域の特色を活かした教育プログラムを提供し合って日本海〜瀬戸内海をまたぐ「学びのベルト」を形成し、県域を越えた地域医療連携教育(共育)を行うことで、ポストコロナ時代に地域で活躍する高い能力を有する医師を養成することを目的としております。地域枠学生や地域医療に志向性をもつ学生の皆さんが県を跨いだ多彩な地域医療現場での学びを通して、地域で活躍する優れた先駆的医師に成長するための様々な取り組みを行っています。
地域医療共育推進室 教授 中野俊也
【中野俊也 プロフィール】
1990年、鳥取大学医学部卒業
- 専門領域
- 医学医療教育、内科・脳神経内科、神経筋病理
- 趣味・特技
- オペラ鑑賞、チェロ演奏
地域医療共育推進室とは
地域医療共育推進室では、主に地域枠入学の学生および地域医療に志向性を持つ学生を対象とした教育プログラムの構築・運営を行います。地域枠入学の学生は卒業後、ある一定期間はその地域の医療機関で従事することを義務としています。将来、地域で活躍する医師を目指す学生を対象として、県を跨いで学ぶプログラムを提供し、大学間の交流を積極的に進めていきます。我々の提唱する「共育(co-learning)」は4つの大学が協力して共に学生を育て、また、学修者と指導者が共に学び合うことでお互いが成長していくシステムです。地域医療共育推進室は、自身がいる地域の医療だけでなく特色ある多彩な地域の医療現場を知ることで、各地域の医療の発展につながる優れた先進的医療人材を育てます。